●394 ふれふれ雨よ ふれふれあめよ 〇ふれふれはるさめやまべにのべに

 表題:ふれふれ雨よ
 読み:ふれふれあめよ

 収録:(A)三選樂譜 89 成樂會 1935(S.10).5.30 ◎[A2-3] Copy=[P3]

 記譜:単声(伴奏付き) ヘ長調 4/4

 インチピット:ドドソソ|ファミファソミド|レファミドソド|ファミレ

 曲:ライヒャルト,ヨハン・フリードリヒ(Reichardt, Johann Friedrich)(1752-1814)[ドイツ]
 詞:犬童球渓 ※1935(S.10)作詞


[詞] ※三選樂譜89より

1.降れ降れ春雨山邊に野邊に
  木の芽や小草(をぐさ)の萌え出るやうに

2.ふれふれ夕立畑に小田(をだ)に
  お稻は野菜の榮えるやうに

3.ふれふれ時雨よは山に丘に
  紅葉の錦の色づくやうに

4.ふれふれ冬の雨軒ばに屋根に
  眞玉の簾(すだれ)をかけたるやうに


(C) Kyukei Kinenkan 2024